援デリ

この間呼んだ援デリの子の話だ。

まぁ結論から言うと結局やれなかったんだが、
なんか俺の中でちょっといい話だ。

援デリの仲介屋と知り合って、しばらくして、
向こうから電話があった。

仲介屋が言うには、俺がお得意様になってきているので、
援デリを始めたばかりの良い子を紹介してくれるとのこと。

もちろん俺は即OK。
何が良い子かと言うと、どうやらそいつは家出娘らしい。

年は21になったばかりで、定職にもついておらず、
相談しだいでは、定住させながらの援デリ生活も可能かもしれないぞ、
という話だった。

なんか援デリ娘に定住されるのは嬉しいような、堅苦しいようなと思いつつだったが、
早速来てもらった。

話を聞いてみると、小さい頃から親に虐待され、家にいるのが嫌いだったそうだ。
そんな感じだったので、高校もまともに行かず、
寝るときだけ家に帰るような、その日暮らしのような生活をしていたという。

20になった頃、どうせその日ぐらしなら、こんな家出て行ってやると思い立ち、
風俗の世界に足を突っ込もうとしたところ、仲介屋と知り合うことになったようだ。

援デリを始めて、1年くらいになるが、屋根とお金が同時に手に入るのが嬉しいそうだ。

もちろん援デリなので、そのまますればよかったのだが、
なんだかこの子の不憫な人生に共感をしてしまい、する気になれなかった。

だから、ご飯をあげ、一晩寝泊りさせてあげた後、
金だけ渡して帰ってもらった。

援デリ人生で一番良い人だったといわれたが、なんとも言えない気分だった。
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